お久しぶりです。
次の発表会も決まり今年の夏も忙しくなりそうです!
さて私の教室に通っている生徒さんは本当に皆センス抜群で、いつも驚かされます(むしろ上手すぎて凹む)
ですが、誰しもが練習しても上手くいかない、出来ない、壁にぶちあたります。
それが最初の方に来る人、最初は順調であとからぶつかる人、かなり上手くなってきた段階で一気に全体を修正しなきゃいけない高すぎる壁にぶち当たる人。タイミングは様々だなーと最近思うようになってきました。
私は始めたての8ビートから、楽譜、連打、なんなら今でも一生壁にぶつかっているドラム人生なのでそれがデフォルトですが(笑)
ただどちらかというと最初に壁にぶち当たって、突破する方法、突破した達成感を体験していた方がいいような気がします。
センス良く順調にステップアップしていった子の方が壁にぶち当たると挫折してしまう傾向が強いので。
突破の仕方が分かっている子は、焦らずゆっくり地道に練習、何故できないか考えてみる、一旦諦めて他のフレーズを練習して気が向いたころにまた練習する、先生に言われたことを騙されたと思って実践し続ける、とりあえず楽しく叩き続ける!(笑)、などやり方は様々ですがうまい具合に乗り越えているようです。
今は出来ないけど練習したら多分出来るから頑張るー!ってレッスン中に言える子は強い!壁の壊し方をおそらく理解してる!
挫折しがちな子は1回で諦めちゃう傾向!笑 1回で出来たら練習いらないの!笑(特に挫折ポイントの箇所は)
注意点は、出来ない箇所を根を詰めてやると、飽きたり、楽しくなくなったり、間違った方法を続けてしまう可能性もあるので、地道にちょっとずつ頑張ろ!ってやるのが個人的にはおススメです!
きっと発表会に向けて全員が何かしらの壁にぶち当たり始めているので参考に頑張ってみてください!
最後にぶつかりやすい壁(初心者から中級者)を箇条書きで書いていきます(わかるー!って思ってくれたらうれしい)ちなみに私はすべてぶつかりました!だから教えれるのかも笑
・ディスコビート ★★
小学生低学年は確実に一度は泣くやつ笑 初めての手足バラバラ!
出来ると楽しいんだけど、最初は本当に絶望する!
最近の曲のマストフレーズ!(私の学生時代は叩いたことほぼなかった)
・高速連打 ★★★
テンポ180以上の連打!大変!本当に大変!速いの疲れるし!笑
ちゃんとしたフォームを覚えたらあとはひたすら練習しないと速くならないので注意!
手が速い子は常に速い曲を演奏してる笑
・8ビートに絡む、16分裏バスドラム ★
これも挫折ポイント高い!ゆっくり、バラバラの場所と噛み合う場所を覚えていければわりと簡単!
ゆっくり確認しないと出来ない典型的なパターン
・楽譜を読む能力 ★★★
上手い子ほど耳で聞いて叩けちゃうから疎かにしがち。
手癖に頼りがちになるので新しい練習のパターンが増えなかったり
自分が間違っている箇所を確認できない可能性、バンドメンバーとの会話が出来ない、
といろいろと問題が生じるので読めないよりは読めた方いいと思う派。
私は当初これが一番苦手でした(高校生から始めたのでおそかった)
高校3年生の頃に楽譜を自分で書くようになって一気に読めるようになりました。
(今でもとっても苦手だけど!笑)
・音量を出す(リムショットも含む)★★
男の子は得意だけど女の子が苦手のパターン。
恥ずかしい!っていう気持ちとれると案外すぐ克服するけどメンタルの問題もあり
・左手でシンバル叩く、左手スタートフレーズ ★
私生活で左手をたくさん使ってください笑
・足の速い2連打 ★★★★★
なんなら一生悩み続ける可能性あり!(一生悩んでる)
女の子が上手い傾向にあります。力で解決しようとする人はドツボにハマり抜け出せない。
どうやってビーターをコントロールするかテクニックが重要です。
とりあえずこんなところかな?みんな上手だから隣の芝生は青く見えますが、レッスン中は誰しもがどこかしらで壁にぶちあたっているので気にせず自分のペースで頑張ってみてください!
発表会までに壁を乗り越えてくれるのが、これから楽しみです!